生活の注意点

このページでは、当院が患者さんにご指導している生活上の注意点をご紹介しています。
皮膚疾患、アレルギー疾患の方でも、
軽度であれば生活習慣を改善するだけでずいぶんと良くなるケースもあります。
ぜひご参考になさってください。

食べ物に関する注意点

基本的な注意事項

  • お献立は洋食よりも和食のほうが望ましい (カタカナのメニューは避けましょう)。
  • 食事を規則正しく食べる。
  • どんなものも食べ過ぎない、飲み過ぎない。
  • 体に悪そうに思える物を食べない。

かゆみ、アレルギーの症状がひどくなる食品

  • 甘いもの(ケーキ、チョコレート等)
  • スナック菓子
  • 香辛料、刺激物(カレーラ イス、コーヒーなど)
  • 肉類、油もの(天ぷら、フライなど)
  • インスタント食品(カップラーメン等)
  • ファーストフード
  • 清涼飲料水
  • 果物(果汁100%の果物ジュースも同じです)
  • もち米の含まれる食べ物(もち、あられ、おかき類)
  • アルコール
  • あくの強い食べ物
  • 冷えたもの。

入浴に関する注意点

原則として入浴不可能な皮膚病はありませんが、かゆみのある方は以下の事項にお気を付けください 。

  • 熱い湯は、かゆみは一瞬落ち着きますが、その後必ずひどくなります。 風呂の温度はぬるめにしてください。
  • 石鹸は控えめに。「低刺激、無添加」にだまされてはいけません。ベビー石鹸は意外と油を落とす作用が強いのです。ボディーソープも同じことがいえます。
  • ナイロンタオルは刺激が強く、かえって皮疹が悪化します。普通の木綿のタオルにしましょう。
  • かゆい部分はこすると気持ちいいですが、こすらないようにしてください。 引っ掻いているのと同じです。

皮脂や角層を落としすぎないように

皮膚は角質層(皮膚の表面)と皮脂(皮膚から分泌される油)により保護されています。

石鹸をつけてナイロンタオル等で擦ることは、皮膚のバリア機能が損なわれ、外界からの刺激に対して無防備になり痒みが更に増します。

採血検査に関する注意点

乳幼児期では、しばしば食物アレルギー検査で陽性という結果が出ます、食べる物すべてが初めてのため、アレルギー反応が腸のなかで起こっていても何の不思議もありません。
アレルギー検査で強い反応がでたら食品のうち一つを1週間程避けて見てください。それで症状が目立って改善するならばそのままその食品を制限してみます。あまり変化がなければ制限の必要はありません。
アレルギー検査は、血液中に卵やダニに対する過敏があるかどうかを調べるのにすぎません。要は食べて実際どうなるのかが問題になるので、検査結果が陽性でも、食べても何もアレルギーを起こさないこともしばしば見受けられます。アレルギー検査の結果のみに頼った極端な食事制限は、成長の妨げになる可能性があります。詳しくはご相談ください。